今日は、知人の大成佐恵子さんからお薦めの町田市にある「武相荘」をゆっくりと時間をかけて、伺いました。NHK番組の「その時歴史は動いた」(第248回マッカーサーを叱った男~白洲次郎・戦後復興への挑戦~)を見ておりましたが、白洲次郎・正子お二人の人柄や時代の中でそれぞれに生き抜かれたことを知っておりました。私の興味は、白洲次郎氏の時代の中でプリンシパル(原理原則)を持って、生きられたこともそうですが、白洲正子さんの「美の追求」により強い興味を持っていました。日本の伝統芸能である「能」と「骨董」に対する見識は、並はずれており、小林秀雄や青山二郎と親交を持たれていました。私の主張する「下野・会津・津軽 手仕事専科」の「和美との生活」「和美空間」にとって、ひとつの指針となると思われたからです。
残念ながら、武相荘の室内の写真は、撮影できなかったのですが、庭園の風景は写真に納めることができました。室内は、新潮社とんぼの本「白洲正子”ほんもの”の生活」に写真と説明が載っており、そちらを求めてまいりました。
庭園風景は、自然豊かに整理されており、日本庭園のような佇まいではありませんが、風情がありとても自然で美しいものでした。
また、室内は、白洲次郎氏の好みでしょうか、板張りの農家屋が住みやすく工夫されて床暖房や美しい空間になっていました。私の住まいについて「和美空間」を実際に作っていこうと考えておりますが、手づくりでもその「美的感覚」を活かすことができるという意味で ひじょうに参考となりました。天平時代の木彫の女神や骨董の器や建具が、素朴ではあるが美を備えており、白洲ご夫妻の美意識を感じました。私の「O・B・M Handcraft」にとっても参考となりました。骨董の持つ力というものを再認識いたしました。現代の伝統工芸品が脆弱で創意工夫を必要としているかも、優れた骨董を通して感じることができます。残念ながらシステムの違いという事があるのでしょうが、現代の伝統工芸品は、その美しさや仕上がり、機能性で最盛期の骨董品に負けてしまうでしょうか。デザインと機能性に勝る新しい「O・B・M Handcraft」に賭けたいと思います。
画像から旧白洲邸「武相荘」をご覧ください。
施 設 名 旧白洲邸武相荘
ご 住 所 〒195-0053 東京都町田市能ケ谷7丁目3番7号
電話番号 Tel.042-735-5732
開館時間 am10:00~pm5:00(入館は4:30まで)
休 館 日 毎週月・火曜日(祝日・振替休日は開館)
入 場 料 1,000円
*小学生以下のご入館はご遠慮ください。
●画像をクリックすると拡大します。
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株式会社とぴい企画
080-5089-9227 topykikaku@ybb.ne.jp
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残念ながら、武相荘の室内の写真は、撮影できなかったのですが、庭園の風景は写真に納めることができました。室内は、新潮社とんぼの本「白洲正子”ほんもの”の生活」に写真と説明が載っており、そちらを求めてまいりました。
庭園風景は、自然豊かに整理されており、日本庭園のような佇まいではありませんが、風情がありとても自然で美しいものでした。
また、室内は、白洲次郎氏の好みでしょうか、板張りの農家屋が住みやすく工夫されて床暖房や美しい空間になっていました。私の住まいについて「和美空間」を実際に作っていこうと考えておりますが、手づくりでもその「美的感覚」を活かすことができるという意味で ひじょうに参考となりました。天平時代の木彫の女神や骨董の器や建具が、素朴ではあるが美を備えており、白洲ご夫妻の美意識を感じました。私の「O・B・M Handcraft」にとっても参考となりました。骨董の持つ力というものを再認識いたしました。現代の伝統工芸品が脆弱で創意工夫を必要としているかも、優れた骨董を通して感じることができます。残念ながらシステムの違いという事があるのでしょうが、現代の伝統工芸品は、その美しさや仕上がり、機能性で最盛期の骨董品に負けてしまうでしょうか。デザインと機能性に勝る新しい「O・B・M Handcraft」に賭けたいと思います。
画像から旧白洲邸「武相荘」をご覧ください。
施 設 名 旧白洲邸武相荘
ご 住 所 〒195-0053 東京都町田市能ケ谷7丁目3番7号
電話番号 Tel.042-735-5732
開館時間 am10:00~pm5:00(入館は4:30まで)
休 館 日 毎週月・火曜日(祝日・振替休日は開館)
入 場 料 1,000円
*小学生以下のご入館はご遠慮ください。
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武相荘の入り口。すこし小高い丘にありました。 竹林が斜め下に群生しており、その斜面に 母屋と作業小屋、ギャラリーがつくられてありました。 |
受付とショップの建物から、奥の母屋を覗きます。 ショップの二回は、ビデオが放映されていました。 「第248回その時歴史は動いた」が45分間の区切りで 放映されていました。 白洲次郎氏の生き様が、分かります。 「風の男」と言われるように「通商産業省」を立ち上げて 忽然と風のように政治の世界から、離れた人物です。 |
白洲次郎が、イギリスに学んだ6年間に購入した ベントレーです。 数々のレースに出て、優勝したと言われています。 |
新聞入れの臼 |
手洗いの水受け。椿の花が活けれられていました。 |
木々のざわめきが誘う散策路「鈴鹿峠」の道標 |
母屋の遠景 石畳が風情を醸し出しています。 また、萱屋根が、きれいに刈り込まれていました。 |
武相荘は、春夏秋冬で室内の調度品を整えて ご覧いただいています。今回は、冬の佇まいを展示されていました。 |
武相荘 冬 |
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