2020年9月23日水曜日

幼馴染の趣味

理髪店を営んでいる小学校時代の女性がいます。
中学を卒業して見習いインターンを経て理容師になり、この旧黒磯のご主人に嫁がれて、半世紀以上を理髪業に従事しています。3人の子供さんを育てました。
逞しく生きて来られたのが分かります。
ある切欠から、いくどか伺うようになって、彼女の理容鋏に任せています。
趣味はいくつかあって、休みには畑仕事で野菜を作り楽しんでいるといいます。ご主人が優しい方で、近くの山に畑を購入して、毎週公休日には、ご夫婦で野菜作りを楽しんでいたといいます。ご主人に先立たれて今は自分一人で出かけていると。この先、車の運転が出来なくなったらどうしようかと思うと。
野菜作りは私の趣味にはないので、その楽しみは解りません。
彼女には、手作りの趣味があり、理髪店という仕事柄からお客様の来られない時間に作っています。レース編みであり、端布からのものだったりです。
器用さもあるのでしょうが、色の組合せが上手くきれいに作っています。
このような趣味も楽しいものだと思いました。
伺うたびに幼馴染の消息や近況のこともろもろの話に花が咲きます。小学生の頃に学校や家の周りで遊んだことや楽しかったこと、諸々を思い出します。
ひとはこのようなことで一生を終えるのでしょう。
そんなことを思い一時の懐かしい時間にひたります。
一目で啄木鳥でしょうか。
吊るし雛。
レース編みのソファーカバーに
センスの良いポーチ。
団栗の実に古布を包みつくるストラップ。
ラベンダーを編上げて。
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HPメンテナンスの終了「レトロの竹芸」無心庵.Vol.006

 昨日、随分とかかったhpのメンテナンスが、終了しました。

手仕事専科・「無心庵ちくげい工房斎藤正光」です。

何というのでしょうか、斎藤正光氏のその制作意欲の旺盛さに脱帽です。

四六時中、作り続けている。

生活具から花器、バッグ、財布、・・・・と何でも、竹で作ってしまう。

斎藤正光さんの恐ろしいまでもの制作意欲。

私よりも10歳ちかくは先輩になるでしょう。

それらの竹細工は、私には悉く「昭和レトロ」の商品に映ります。

和美との生活」は、日本の伝統美を愛し長い伝統から生まれた「手仕事」を使い続ける拘りのことです。合理的な理由、「スペック」以前の問題です。

私達日本人に流れているDNAに関わります。縄文人、更に遡るとネアンデルタール人の「血」DNAです。それが極東のこの日本列島の恵まれた自然に育まれ、研ぎ澄まされた感性として伝えられています。自然を感じる感性、音楽や色彩に関する感性、それを言葉に写す感性、便利な生活具を作り出す、工夫する職人「匠」の能力。和歌であり、歌であり、絵であり、物「工芸品」であり、日本の素晴らしい伝統芸術として私達は見ることが出来ます。

無心庵が作る「昭和レトロ」の竹細工をご覧ください。

・竹バッグ81S ¥30,000
  m-81S ■商品コードS-28-m81S■       
        
 注文(メール)
装飾万年筆スズ¥180,000
 竹の種類「スズタケ」
 本体「プラチナ万年筆18k」
■商品コード S-28080■
 
注文(メール)
 
・竹装飾財布1¥7,000
 竹の種類「虎斑竹」本体材質「革」
■商品コード S-28069-3■
 
注文(メール)
 
・竹篭36¥12,000
 竹の種類「真竹」
 φ33cm×h26cm
 ■商品コード S-28221-36■
  
 注文(メール)
・ミニ野点セット3¥50,000
 竹の種類「真竹」
 ■商品コード S-28133■
 
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2020年9月12日土曜日

お薦めの「籐ブレスレット」-無心庵.Vol.005

まだ終わらない「無心庵.ちくげい工房」頁のメンテナンス。
この工房は、手仕事専科では一番のボリュウムになるでしょうか。
工房主の斎藤正光さんは、凄い活動旺盛な職人です。
それを支えているのは、竹芸に対する情熱と見ています。
竹芸歴はゆうに50年を過ぎるのだろうと思います。
工房を訪ねてお話を伺っても、額に汗して片時も手を休めることはありません。お話で時間を費やすことが勿体ないかのようです。
以前に会津漆器工房鈴武の鈴木誠一郎氏とお話をした時もそうでした。
営業も大切ですが、「作りたくてしょうがない。他の時間が勿体ない。」と仰られていました。
私には、これこそが職人だと思えます。
私は、その作られたものをご紹介販売する人に徹したいと思います。
籐ブレス2-1¥3,800
 材質「籐」 漆仕上げ
■商品コード S-28088-5■

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籐ブレス3-1¥3,000
 材質「籐」 漆仕上げ
■商品コード S-28088-6■

注文(メール)
籐ブレス7¥6,000
 材質「籐」漆仕上げ
■商品コードS-28088-9■

注文(メール)
籐のリング1¥2,400
 材質「籐」漆仕上げ
■商品コードS-28088-10■

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2020年9月11日金曜日

野菜篭、茶碗篭の味わい-無心庵.Vol-004

手仕事専科には、無心庵ちくげい工房があります。
無心庵ちくげい工房斎藤正光の頁は、商品数が多いところから、メンテナンスが大変です。
手仕事専科の人気の工房です。
おもに画像の切り取りや商品紹介になるのですが、斎藤さんの卓越した技術に惹かれています。
職人と言いますが、私には別次元の別世界の仕事に思われます。
英語版も作っているのですが、海外にも同じような編みの生活具が沢山あります。
商品はそれを使う人々の感性が育てます。
日本の竹芸は、特に世界トップの技能を持っています。

私の友人が、同じ社交ダンスの仲間ですが、コロナ禍から暫く練習を中止していますが、最近畑を求め、野菜作りを始めました。
竹篭は現代生活の台所には、居場所が無くなりつつあります。
ステンレスのキッチンには似合わない。
それでも野菜篭としては、素晴らしくフィットすることが分かりました。
プラスティックや金具の器では野菜が死んでしまいます。
四ツ目や六ツ目の目篭が似合いです。
写真でご紹介しますので、ご覧ください。
竹篭24¥8,000
 竹の種類「真竹」
■商品コード S-28220-1■

注文(メール) 
茶碗篭7¥4,500
 竹の種類「スズ竹」 
■商品コード S-28217-7■
注文(メール)
茶碗篭19¥7,000
 竹の種類「スズ竹」「黒竹」
■商品コード S-28217-19■

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2020年9月9日水曜日

「和美との生活」の矜持-手仕事専科.Vol.001

矜持の言葉を辞書で引くと「矜持(きょうじ)とは、プライド、自尊心、自負心などを意味する言葉。」そして、「自分をコントロールする」「自分を抑える」「自分を抑制してつつしむ」という意味も含まれています。
「矜持」の「矜」は「矛の柄」が語源です。古代中国の武士にとって「矛の柄」持つことは誇りでした。「持」には「維持する」「たもつ」という意味があります。2つをあわせると「誇りを持つ」「プライドをたもつ」という意味になります。

手仕事専科のコンセプトは、「和美との生活」ですが、その矜持に付いて語りたいと思います。
つい最近雄勝硯の地雄勝町に伺いました。
三陸リアス式海岸は子どもの頃に学んだ言葉ですが、雄勝町はまさにその地にあります。現在は石巻市ですが、大浦湾という大きく豊かな入り江があり山を背にし海に面する小さな町です。雄勝硯生産販売協同組合の千葉隆志事務局長の話によると雄勝町は12,000人程の人々が住みホタテと海鼠の養殖漁業の町、そして室町時代の文献に出てくる雄勝玄昌石の石工の町だと言います。それが、2011年3月11日の東日本大震災で壊滅しました。
その後に雄勝町の人々は仙台市内や近辺の町に一時的に移住し現在は4,000人程になると。間も無く大震災から9年半が過ぎようとしていますが、国の復興支援から戻ってくるのは故郷を終の棲家に考えるお年寄りだけだと。実質は1,700人程しか住んでいないと言います。
巨大な防潮堤が今も作られ続けていますが、別の考え方もあったのではないかとお話しされました。彼も今は仙台市近くに住み1時間ちょっとの時間を掛けて通勤しており、あと数年で定年を迎えます。雄勝硯の職人の一番若い方が樋口昭一氏ですが、近隣に住み週に3日程来て硯をつくっていると言います。残念ながら後継者はいないと言います。

手仕事専科の「和美との生活」の意図するものは、伝統的な美の継承です。
雄勝玄昌石・硯の歴史は室町時代の文献に見られるもので、伊達家のお止め山(立入禁止)として庇護されてきました。直に手に取るその黒色硬質粘板岩の雄勝玄昌石は、美しく思います。そして、出来上がる硯もTABLEWAREの食器(プレート)やCRAFTS(雑器)もです。
黒色硬質粘板岩の艶やかな色味ときめ細かな肌触りは艶めかしい女性の黒髪を思わせます。硯に最適な粒子の粘板岩であることが、優れた機能性ですが、書家の方に言わせると墨の擦れ具合が違うと言います。
角型五三寸 SZ-K053 
(150×90×24mm)
¥12,000 注文(メール)
和美との生活」の矜持とは、機能性や見た目の美しさではなく、伝統工芸品に惚れ込むことでした。誰が何と言おうと「私はこれが好きだ」ということです。理屈ではなく理屈を超えた先の物でした。
手仕事専科のスタートではそれは目の前にあった手仕事でした。伝統的な手仕事の機能性や美しさ、歴史を学んできました。希少性やもう絶滅危惧種の手仕事だと理解し継承の言葉から関わりました。その「鍵」は手仕事の機能性と歴史を知ってもらうことでした。
理屈から入るのは当然だと思いますが、今は、「理屈」ではなく「愛着からの拘り」になりました。
手仕事品にはプラスとマイナスとがあります。
マイナスは現代生活とのミスマッチです。
石油から作る人工的な生活具に価格や機能性で負けてしまいます。その結果が、絶滅危惧種となってしまった今になります。
しかし、「矜持」は「愛着を持ち使い続けること」だと気が付きました。
日光下駄山本政史
右近型
南部箒 高倉工芸
和洋服ハケ ¥15,000
弘前こぎん研究所
小袋(中)A ¥13,000
雄勝硯生産販売協同組合
平皿(2点盛)TW-FYNP2
¥9,600 注文(メール)
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2020年9月1日火曜日

紅布着一汁三菜椀-漆器工房鈴武.vol001

「布着せ」と聞いて分かる方は、居られるでしょうか。
会津塗の技法に「布着せ」があります。
紅布着一汁三菜椀
補強の布着せが分かるでしょうか。
美しい意匠です。
漆器では、漆を掛けるもとになる木工品をつくる木地師がいますが、殆どが廃業の憂き目にあっています。
漆器が使われない売れなくなったからです。
廃れることから全てが高額になりました。
使用する漆が高くなり、木地そのものも高くなりました。
負のスパイラルです。
先日関西の女性から、紅布着一汁三菜椀のご注文が入りました。
漆器工房鈴武にでんわすると主の鈴木誠一郎氏がおられました。そして、そんな話となりました。
木地の木工品が揃わなくなってきた話でした。
手仕事専科では、10年前にご縁があり漆器工房鈴武の商品をお取扱いすることが出来ました。職人である誠一郎氏は一年中、デパートで実演販売をしています。
都内はもとより主に関西から九州のデパートです。
情熱的な語りでお客様に会津漆器の素晴らしさを語られて、人気を博していました。
その後もwebsite「手仕事専科」「漆器工房鈴武」のご注文では、鈴木氏の話がでました。
この度のお客様の声です。
--------------------------2020.08.31
本日 郵便振替で送金いたしました。
直ぐに返信せず、失礼いたしました。
(昨夜、品物が届いてからメールに気付きました)
以前 大阪で、夫の還暦祝いに1組購入し(2組を一度に買う余裕がありませんでしたので)、そのうちに自分のも1組購入しようと思っていたら、買い損ねてしまいました。
ようやく2組そろったので、これからしっかり使わせていただきます。
料理はともかく、ちょっと楽しみが増えそうです。
ありがとうございました。
(もし画像がちゃんと届いてたら、赤い方が以前に購入した物です。
箱から出して食器棚に置いているので、色の変化がよく分かります。)
--------------------------
綺麗に使われていて嬉しいですね。
左がご主人の還暦祝いの物。
右が今回お求めの奥様の物。
丁度お似合いの夫婦のようですね。
左側の明るい色が、以前に求められた器です。
色が焼けて明るくなっているのでしょう。右が今回お届けのご自分の物です。
胴に布が巻いてあるのが分かるでしょうか。本来は補強の「布着せ」ですが、意匠となり美しい形ですね。
とても嬉しいお便りでした。

会津塗は9年前の東日本大震災の福一の原発事故以来、奈落の底に落ちました。
観光で成り立つ会津は、観光客の激減から成り立たなくなりました。
人類の英知のはずの原子力発電の万が一の事故です。
漆器工房鈴武は、会津めぐりの人気工房でした。
私のご紹介したクラブツーリズムでは、バス何台かで鈴武を訪ねていました。
今は、更にコロナ禍の追い打ちとなりました。
閑古鳥です。
しかし、この素晴らしい漆器をご紹介してゆきます。
私の好きな一汁三菜椀です。
縄文朱一汁三菜 ¥37,500
 径13.3cm×高12.5cm
 ■商品コード A-01066■

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2020年8月28日金曜日

REOHAS(りおはす)の宣言-vol001

手仕事専科の通販をスタートして、すでに10年が経過します。
それまで長年のホテル勤務から沢山の職人さんと知り合いその生業を見てきました。
それが伝統工芸品や民芸品でした。
その柳宗宗悦、浜田庄司、河井寛次郎の唱えた民藝運動に学び「用の美」といわれる日常のある手仕事品の美に感銘を受けました。
通販の頁をつくるにあたっては、そのコンセプトが核となります。
素人でしたからホームページの作り方も自分の経験からでした。
長年のホテル勤めで「趣旨(コンセプト)」の大切さを学んでいました。
特に栃木県立博物館の初代学芸部長であった尾島利男先生に出会い学んだことが、幸いでした。
尾島先生は、人間としても伝統工芸や民俗芸能への造詣の深さも素晴らしいものでした。
未熟ながらも先生のお姿を近くで見ることが出来ました。
それが「和美との生活」でした。
しかし、「和美との生活」を突き詰めてゆくと「人の生き方」へと展開します。
戦後教育で受けた「日本の加工貿易」はグローバリズムを肯定することになります。
リベラルであることグローバリズムであることが正義のように育ちました。
しかし、勝ち組負け組をつくる競争が善であるグローバリズムにいつしか疑問を感じたのです。伝統工藝や民俗芸能は伝統的なものでありその価値は価格競争による勝ち負けでは測れない物でした。
勝ち負けを生み出す経済ではなく誰しもが幸せになれる経済「幸せの経済」です。
それがグローバリズムとは反するローカリズムです。
試行錯誤の末に「REOHAS」なる言葉を見つけました。
REOHAS(リオハス)は、私のつくった造語です。
Regional economy of health and sustainability(健康で地球の持続可能を志向する地域経済)の略です。
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