2017年7月31日月曜日

お稽古のこと

以前にも”書と釣りとダンスのこつが、一緒だ”ということを書きましたが、さらに「お稽古」のタイトルで書くことにしました。
手仕事専科では、”和美との生活”を提唱しています。
私の稽古ごとは、2つあります。
ひとつは、書。
習い始めたのは、つい最近のことで、3カ月を過ぎたばかりです。
手仕事専科関連のブログは、たくさんあります。
つねに書いているのは、4~5つでしょうか。
手仕事専科のブログ」、「手仕事の逸品」、「下野・会津・津軽の四季風景」、「・・・・歴史街道」、「和美との生活・和美空間」、「手仕事の伝統食品」、「」・・・・。
昨年来の課題は、ブログの文章力写真技術の二つでした。
写真も言葉もそうですが、大きな力を持ちます。
文章力を付けようと図書館で手にした俳句と短歌の魅力に嵌りました。
そして、書とのであいです。
智栄の千字文
毎朝、4字熟語を練習します。
美術としての書でした。
中国に起源をもつ日本の伝統文化です。

もう一つは、社交ダンスです。
ダンスを覚え始めた頃のスナップ
(自分の下手さに気付きませんでした!)
これは、福島の単身赴任から戻って、すぐでした。
ですから、10年を過ぎるでしょうか。
ますます、ダンスの魅力と難しさの深みにはまっています。

「お稽古」では、幾つかのことが大切です。
1.根気
  毎日続けること。(練習)
  書では、毎朝1時間ほど、先生の書を手本に書いています。
  筆あしらいという言葉を当てていますが、指で感じる筆圧、腕全体で動かす感覚。
  両方の感覚が、大切です。
  また、文字のバランス(間隔)は、特に大切に思えています。
  「美」に直結するからです。

2.探究心
  やればやるほどに新しい課題が見つかります。
  ダンスでは、身体の芯・軸で立つといいます。
  ダンスは、円舞といいますが、身体が軸回転します。
  男女の円舞は、お互いの張があって、美しく軸回転します。
  書も同じで軸・芯があります。樹木の幹です。
  上と下、左と右、跳ねと反りといったお互いの文字形が筆のバランスで、美しさを表現します。
  そして、筆の背と腹と穂先と筆根は、筆あしらいです。
  これらの使い方は、微妙ですが、重要だということに気付きました。
  最後は、勢いです。
  筆の運びです。
  ダンスでも勢いは、大切な一つです。
  ダンスでは、3つのことが、大切です。
  1)音楽(音に乗ります)
  2)立ち姿(基本)  
  3)勢い(アラインメント)
 
書の練習で気づいたことですが、私の書は、慣れるとでたらめになります。
慣れると手本を見ないで、自分のイメージで書くのですが、
常に一筆一筆、手本を見ながら書いた方が、良いものが書けます。
1課題を1週間練習して、次の手本に移行するのですが、その間に書いたものでは、
初日に書いたものが、良い場合が多かったのです。
良い文字を書くには、一筆ずつ手本にしたがって、書くことにしています。
先生は、一文字ごと新たに書くたびに新しい発見があるといいます。
1週間後の一文字は、1週間+1です。≠1ではないことが分かります。
ダンスも同じように思います。
決して、1週間前と同じではありません。

-----「真善美」--------------------------------------------------------------
自分をふり返るに常に「真善美」のことばに行きつきます。
1.「真」は、子どもの頃から、そして、会社勤めで、つねに探求していたように思います。
  質問の多い子供でした。そして、会社では、拘りのある異端児でした。
  ホテルマンとして30年勤めましたが、サラリーマン向きの男ではありません。
  恥ずかしい話が、たくさん思い出されます。
2.「善」
  ある意味では、お人よしです。
  津軽で言う「もつけ」に近いでしょうか。
  かつて、中津軽郡相馬村に赴任していた折に[地球村]の講演会を企画しました。]
3.「美」
  タイプ的には、拘りの左脳タイプですが、美に対しては、右脳的です。
  手仕事専科に導いたのは、この感性です。
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