2011年9月13日火曜日

東京都内の生活から

 ある用事から、晴海から有明等臨海地区を訪ねました。私自身は、かつて、今から丁度43年前から飛び飛びでしたが6年間を都内の江東区の錦糸町、浅草等や神奈川の生田に暮らしておりました。学生の身分でしたので、学舎とアパートの行き来でしたが、アルバイトでも随分とあちこちに行く機会がありました。
 私のいたところは、下町でしたので、生活感にあふれて、また、ゴミも多く雑多な印象があります。その中でも、築地は、稼ぎも良くて2年間程、通いました。早朝の一番電車で入り、午後の2時頃まででしたが、賑やかで忙しく働いた記憶がありました。魚と潮の匂いで、また、発泡スチロールや木箱が使われており、大八車や電気自動車のバタバタで、荷物をお客様の車まで運びました。

 今回、久々に懐かしく築地市場を訪ねました。宿泊したのは、晴海でしたので、勝鬨橋を渡り歩いて20分位の距離でしたが、二つの驚きがありました。
 ひとつは、街がきれいになっており、ゴミ一つ落ちていないことでした。また、隅田川も綺麗で夜景も有明地区の高層ビルが美しく、’東京はきれいになったな’一流の国家はこういうことなのかなと考えました。
 もうひとつは、東日本大震災以降に顕著なのかもしれませんが、人々が優しくなりました。どの方も生活空間では、挨拶を交わしておりましたし、いろいろなところで、優しく対応してくれました。

 和美との生活があり、築地内や場外の食品や刃物、道具のお店を私の手仕事専科のヒントや取扱いが出来ないかということを思いながら覗きました。昔からの伝統的な手仕事品が並んでおりました。手仕事専科で扱う物の方が、より本物と言える印象を持ちながら、見て回りました。
(フリー画像でご紹介します)
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