2014年2月8日土曜日

2014.テーブルウェアショー

2/5(水)に東京に出張です。
例年の東京ドームでの2014テーブルウェアショーとお台場の国際展示場のギフトショーを見るためです。
テーブルウェアショーは、写真撮影が、OKなところから、すてきなクラフト等の写真をたくさんとってまいりました。

昨日も会津漆器の担当者とお話をしましたが、漆器が売れません。
津軽塗も会津塗もそうです。
商品の精度もあるのかもしれません。
”ホンモノ”です。
とうぜん、経済構造がかわりました。
高度成長期のなんでも欲しい時代と作れば売れた時代を経て、モノが溢れている現代では、良いものしか売れません。
どこにでもあるものは、不要です。

TPPに代表されるようなグローバリゼーションのもとでは、これらの伝統的なクラフトは、どのようになるのでしょうか。
少しでも安くて、美しいものが、巷に溢れています。
しかし、それらと伝統的な工芸品とは、なにが異なるのでしょうか。
古くからの技術手法で手間ひまをかけて、つくられたとても高価なもの、伝統的な”ホンモノ”です。
わたしは、グローバリゼーションに対峙する考え方を提唱しています。

ローカリゼーションです。
地産地消であり、自給自足に近い小さな経済圏でお互いに互恵ある経済です。
そして、その職人の作るものをその歴史とその機能性と美しさの価値とを共有するものです。
グローバリゼーションは、消費主義経済を基本にしています。
ローカリゼーションは、地域内の互恵の経済です。
もったいないであり、ものを大切に使用するものです。

その経済構造とは、異なる視点では、美しいものに光を当てたいと思っています。
ブランディング」という言葉が、よく聴かれます。
生活空間におけるクラフトの調和です。
コーディネイトです。
わたしの手仕事専科には、現在、100のジャンル143工房のものが、並んでいます。
それらから、ブランディングを提唱しています。
単品を棚に並べても、アピール度は、弱いでしょうか。
いろいろなクラフトを生活の中に調和して提唱することが、ひとつです。
そのような想いから、写真を撮ってまいりました。
ご覧ください。
手仕事専科 http://tesigotosenka.com
木のお盆と木綿のナプキンの和に白磁の器が、
にあっています。
手仕事専科の工房
鈴木民芸 
会津木綿
会津木綿
焼き締めの津軽金山焼
 
らーめん鉢
手仕事専科
漆器工房鈴武
小砂焼
会津塗
漆器工房鈴武
会津塗
漆器工房鈴武
竹工芸
八木沢竹工芸
無心庵
竹工芸
八木沢竹工芸
無心庵
会津塗
漆器工房鈴武
手編み篭
宮本工芸
 
会津塗
漆器工房鈴武
津軽びいどろ
藍染
日下田藍染工房
津軽びいどろ
津軽びいどろ
津軽びいどろ
「和美との生活・和美空間」はショッピング>日本の民芸/「下野・会津・津軽 手仕事専科」のブログです。
株式会社とぴい企画
080-5089-9227  topykikaku@ybb.ne.jp