2014年12月31日水曜日

和美との生活(わびとのせいかつ)

手仕事専科が、うまれてもうじき5年になろうとしています。
構想から、スタートし、あっという間の時間が過ぎました。
時代のニーズにあるいは、時代の隙間に根付くことができたように思います。
一歩ずつが、わたしの足跡です。
こどもの頃から、いつもそうでした。
ガッテンがゆかないと行動ができませんでした。
手仕事専科は、日本ビューホテルを59歳っで辞めることになり、どうしようかと思っていた時です。
会社人間できた者にとって、会社から離れることは、断崖絶壁から、飛び降りるような印象がありました。
ただ、銀行管理になった日本ビューホテルは、わたしの育ったホテルとは異質になっていました。
残るのも去るのも同じでした。
その時に浮かんだのは、インバウンドの東南アジアのお客様は、親日的であり、お金も持っている。
彼らにネットで売ろうという単純な思いつきでした。
妻は、何も言いませんでしたが、娘ふたりは、60歳にもなって、大丈夫?
と心配していました。
就職しないわたしを娘は、「世の中そんなに甘くないよ!」と叱っていました。
今では、何も言わなくなりましたが、友人知人は、成功しつつあることから、「ネットの時代だね」と言います。
成功の理由は、想いだけで、儲けることを考えなかったことです。
儲からない世界だから、誰もやらなかったことが、一番の理由でしょうか。

ホームページを作ったこともありません。
しかし、そんなソフトがあることも聞き、構想を作ってゆきました。
これには、本社の企画にいた佐藤部長のアドバイスが大きかったでしょうか。
当時の鈴木庸夫専務や幾人かの方にも相談しました。
工房は、わたしの長年ホテル時代にお世話になった下野手仕事会の方々でした。
元会長の方々のご支援があって、助けられました。
青森は、星と森のロマントピアそうま時の異業種交流の方々でした。
弘前工芸協会の望月理事長や成田事務局長(弘前こぎん研究所)には、お世話になりました。
同じく、津軽塗の第一人者の佐藤武司弘前大学教授です。
会津は、羽鳥湖高原レジーナの森のおりにお世話になった漆器工房鈴武さんのご協力によりました。
いずれの方々もひとつ返事でした。
そのようなご縁から、どうにかわたしの知るひとびとに声掛けをして、工房のサイトを50ほど作ることができました。
2010.04.08が、株式会社とぴい企画の設立記念日です。
わたしの母の誕生日であり、愛犬ダグーと五郎の誕生日でもありました。
そして、4月20日にホームページをアップすることができました。

当然、売れるわけがありません。
しかし、驚いたことにスタートして半年後、その年の11月半ば頃に注文が、入りました。
理由は、ヤフーが、グーグルの検索システムになり、わたしの「手仕事専科」ページが、「手仕事」検索で、1ページに来るようになったからでした。
当初は、月に数件でしたが、驚きました。
その後、徐々に増えました。
2011.03.11の東日本大震災の折にもご注文は続きました。
返って、増えたように感じます。

そして、今があります。
2013年度は、手仕事専科にとって、飛躍の年でした。
そして、2014年度です。
今では、月に50件を超えるご注文ですが、年度目標は、クリアできそうです。

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和美との生活
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この言葉は、当初は、いろいろと試行錯誤をしました。
しかし、侘び寂の和美であり、日本文化の美しさの和美です。
すぐに気づいたのは、日本文化の知恵の継承でした。
現在は、グローバリゼーションに対してローカリゼーションを唱えていますが、この考え方に全く符合することです。
物を大切にする、人を大切にする、人の想いを大切にすること、コミュニティを大切にすることが、ローカリゼーションの本質です。
価値を生かすこと、大量生産大量消費の生き方ではありません。
ものの価値に光を当てることでした。

最近聞いたすばらしい言葉がありました。
インド人の友人ウエルビジャイさんからです。
「八田さん、わたしたちは、物を売るんじゃないんだよ!文化を売るんだよ。歴史であり、想いであり、ひとの心を伝えるんだよ!」というものでした。
振り返るとわたしのホテル営業時代も物を売っていたのではなかったように思います。
わたしの想いを伝えていたように思います。
手仕事専科は、物を売るのではありません。
職人の創るものを通じて、日本の文化と歴史と人間性を伝えているのです。
職人さんの想いを運んでいるだけのように思います。
今日は、2014.12.31です。
2015年を迎えて、手仕事専科は、105業種・152工房で心新たにスタートします。
商品画像は、いくつかの代表的な工房の商品です。

民窯(はにわ)
http://www.geocities.jp/hwfhb259/haniwa.html
益子焼 神谷正一(故人)
http://www.geocities.jp/hwfhb259/kamiyasyouiti.html
日下田藍染工房
http://www.geocities.jp/hwfhb259/aizome.html
八木澤竹工房
http://www.geocities.jp/hwfhb259/tikugei.html
漆器工房鈴武
http://www.geocities.jp/hwfhb259/suzutake.html
会津木綿
http://www.geocities.jp/hwfhb259/aidumomen.html
川俣シルク
http://www.geocities.jp/hwfhb259/miracleroll.html
津軽びいどろ
http://www.geocities.jp/hwfhb259/tugarubiidoro.html
㈲宮本工芸
http://www.geocities.jp/hwfhb259/akebituru.html
津軽こぎん刺(弘前こぎん研究所)
http://www.geocities.jp/hwfhb259/koginsasihtml.html
 
「和美との生活・和美空間」はショッピング>日本の民芸/「下野・会津・津軽 手仕事専科」のブログです。
株式会社とぴい企画
080-5089-9227  topykikaku@ybb.ne.jp

茶房「城山」の風景

先日、友人を伴い芭蕉の里”黒羽”と臨済宗妙心寺派の雲厳寺を訪ねました。
黒羽は、芭蕉が奥の細道で14日もの長逗留をしたところとして知られています。
また、雲厳寺は、筑前の聖福寺、越前の永平寺、紀州の興国寺と並んで、禅宗の日本四大道場と呼ばれています。
茶やの茶房「城山」は、しゃれたお焼とあんみつが人気のカフェですが、天気の良い日となりました。
感謝です。
そのおりに庭や炉のしゃれた空間を写真に収めてきましたので、ご紹介します。
日本人の知恵として、侘び寂、優雅さを生活の中に表現しています。
手仕事専科では、「和美との生活」を提唱しています。
わが家は、ふるい作りの家ですので、徐々にそんな佇まいにしてゆきたいと思っています。
それには、妻のこだわりを訊くことが、まず一歩でしょうか。
茶房:城山
住所: 〒324-0234 栃木県大田原市前田960−3
電話:0287-54-4528
営業時間:11時00分~17時00分

籐椅子に小砂焼の灰皿でが、
自然に置かれていました。

蹲(つくばい)です。
ことりの餌台ですが、
ちょっとした庭の空間には、
似合うでしょうか。
炉には、茶釜が似合います。
冬の風物詩ともいえる
山茶花の花です。
緑と朱は、日本人のめでる色です。
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2014年2月8日土曜日

2014.テーブルウェアショー

2/5(水)に東京に出張です。
例年の東京ドームでの2014テーブルウェアショーとお台場の国際展示場のギフトショーを見るためです。
テーブルウェアショーは、写真撮影が、OKなところから、すてきなクラフト等の写真をたくさんとってまいりました。

昨日も会津漆器の担当者とお話をしましたが、漆器が売れません。
津軽塗も会津塗もそうです。
商品の精度もあるのかもしれません。
”ホンモノ”です。
とうぜん、経済構造がかわりました。
高度成長期のなんでも欲しい時代と作れば売れた時代を経て、モノが溢れている現代では、良いものしか売れません。
どこにでもあるものは、不要です。

TPPに代表されるようなグローバリゼーションのもとでは、これらの伝統的なクラフトは、どのようになるのでしょうか。
少しでも安くて、美しいものが、巷に溢れています。
しかし、それらと伝統的な工芸品とは、なにが異なるのでしょうか。
古くからの技術手法で手間ひまをかけて、つくられたとても高価なもの、伝統的な”ホンモノ”です。
わたしは、グローバリゼーションに対峙する考え方を提唱しています。

ローカリゼーションです。
地産地消であり、自給自足に近い小さな経済圏でお互いに互恵ある経済です。
そして、その職人の作るものをその歴史とその機能性と美しさの価値とを共有するものです。
グローバリゼーションは、消費主義経済を基本にしています。
ローカリゼーションは、地域内の互恵の経済です。
もったいないであり、ものを大切に使用するものです。

その経済構造とは、異なる視点では、美しいものに光を当てたいと思っています。
「ブランディング」という言葉が、よく聴かれます。
生活空間におけるクラフトの調和です。
コーディネイトです。
わたしの手仕事専科には、現在、100のジャンル143工房のものが、並んでいます。
それらから、ブランディングを提唱しています。
単品を棚に並べても、アピール度は、弱いでしょうか。
いろいろなクラフトを生活の中に調和して提唱することが、ひとつです。
そのような想いから、写真を撮ってまいりました。
ご覧ください。

木のお盆と木綿のナプキンの和に白磁の器が、
にあっています。
手仕事専科の工房
鈴木民芸 
会津木綿
会津木綿
焼き締めの津軽金山焼
 
らーめん鉢
手仕事専科
漆器工房鈴武
小砂焼
会津塗
漆器工房鈴武
鈴善漆器店
会津塗
漆器工房鈴武
鈴善漆器店
竹工芸
八木沢竹工芸
無心庵
竹工芸
八木沢竹工芸
無心庵
会津塗
漆器工房鈴武
鈴善漆器店
手編み篭
宮本工芸
会津塗
漆器工房鈴武
鈴善漆器店
津軽びいどろ
藍染
日下田藍染工房
津軽びいどろ
津軽びいどろ
津軽びいどろ
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