2020年5月25日月曜日

津軽から届いたアマビエ.津軽凧絵山内崇嵩

数日前に津軽から嬉しい便りが届いた。
巷は、コロナ惨禍から、思いもかけない生活を余儀なくされている。
私達が忘れているだけで、歴史上にはいく度もあったことだ。
江戸時代にもまた近代でも。
調べると当時の人達は、どの様な思いでいたのかが分かる。

アマビエは、聞いたことがあるけれども詳しくは知らなかった。
津軽から届いた便りは、ねぷた絵師山内崇嵩氏からのものだった。
2枚の絵ハガキだが、ひとつは疫病除けアマビエ図、もうひとつは病魔厄除朱鍾馗図だった。
コロナ惨禍の時代に自粛自粛から気の落ち込む昨今、お見舞いのお手紙だった。
彼のねぷた絵や身近では、津軽凧絵に鍾馗図がある。
きっと、この疫病除けアマビエ図も描かれるのかと思う。
手仕事専科      http://tesigotosenka.com
津軽凧絵山内崇嵩  http://tesigotosenka.com/tugarutakoe.html

疫病除けアマビエ図
えぷた絵師山内崇嵩作
病魔厄除 朱鍾馗図
ねぷた絵師山内崇嵩
アマビエ伝説----------
妖怪の中に「予言獣」と呼ばれるものがいる。人々の前に忽然と姿を現し、これから起こり得る厄難を予言し、それを避ける方法を示す。アマビエもこの予言獣である。
江戸時代に遡り弘化3年(1846年)肥後の国(熊本県)で夜、海中より光る半魚人の生き物が現れた。
役人が赴いて様子を覗っていると「我こそは、アマビエと申す者なり。 当年より6年の間は、諸国で豊作が続く。だが疫病もはやる。だから我の姿を絵にして描き写し、人々に見せよ。」こう言って海の中へ去っていったという。

朱鍾馗----------
疱瘡除けや学業成就の御利益があるとされ、端午の節句に絵や人形を飾る鍾馗は、中国の民間伝承に伝わる道教系の神様で、鶏のとさかの血を朱に混ぜて描いた朱鍾馗の絵は5月5日に、門戸に貼ると疫病をふせぐと言われている。
また、鍾馗図は魔除けの効果があるとされ、幟旗や屏風、掛軸として飾ったり屋根の上に鍾馗像をのせたりもする。
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